脱毛と中性脂肪の関係

中性脂肪が増えると脱毛に影響あるの?

中性脂肪

中性脂肪というと、肥満の原因のように考えられていて、健康診断でもなるべく低い方が嬉しい値ですよね。

 

中性脂肪は、脂肪酸のグリセリンエステル(グリセリン脂肪酸エステル)のことで、本来は人間の身体を動かすエネルギー源ですから、あって悪いものではありません。多過ぎることが問題となるものです。

 

食物から取得された脂質は、小腸から吸収されて血液中に入って身体を動かすエネルギー源として活用されますが、使い切れない余ったエネルギーは中性脂肪として蓄えられます。具体的には、体のぶよぶよっとした贅肉、皮下脂肪が中性脂肪です。

 

血液中の中性脂肪値が高すぎると「脂質異常症(高脂血症)」という状態になり、全身の血管の動脈硬化が進む原因となります。

 

中性脂肪が増えると、脱毛に何らかの影響があるのでしょうか?

 

中性脂肪とコレステロールの気になる関係

脂質異常症にかかわる成分は、中性脂肪とコレステロールです。

 

コレステロールは、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールと、善玉と呼ばれるHDLコレステロールの二種類があります。中性脂肪と2種類のコレステロール、それぞれの基準値は次の通りです。

 

脂質異常症(高脂血症)の診断基準

中性脂肪値 150mg/dl以上
LDL(悪玉)コレステロール値 140mg/dl以上
HDL(善玉)コレステロール値 40mg/dl未満

 

メタボ診断の際には、内臓脂肪に蓄積される脂質は主に中性脂肪で、その影響で、LDL(悪玉)コレステロール値が低くなりやすいため、LDL(悪玉)コレステロール値が診断基準外となっています。

 

メタボリックシンドロームの診断基準

中性脂肪値 150mg/dl以上
LDL(悪玉)コレステロール値 診断基準外
HDL(善玉)コレステロール値 40mg/dl未満

 

総コレステロール値が220〜250mg/dl、中性脂肪200〜300mg/dl以上になってしまうと、薬による治療を開始することが推奨されます。さらに、500mg/dl以上の人は禁酒の必要も生じます。この辺りの値になると、「病気」というレベルと考えて良いです。

 

中性脂肪値の適正範囲

29mg/dl以下 低中性脂肪血症
30mg/dl〜149mg/dl 正常
150mg/dl〜299mg/dl 軽度高中性脂肪血症
300mg/dl〜749mg/dl 中度高中性脂肪血症
750mg/dl以上 高度高中性脂肪血症

 

中性脂肪の値が基準値より少し上回る程度なら、サプリメントや食事療法、運動療法などによって改善することが可能です。比較的早期に改善できる可能性があって、普段の生活で改善する中心となるのはこの領域です。

 

中性脂肪と抜け毛の関係

中性脂肪が体毛との関係で問題視されるのは、LDL(悪玉)コレステロールが増えると、毛細血管をつまらせ、毛母細胞に十分な酸素や栄養が行き届かず体毛が成長しない可能性が生じるからです。

 

ただし、この場合の体毛と言うと、ほとんどの場合は頭髪、髪の毛を意味します。

 

この辺りの事情は、脱毛してる時にプラセンタを飲んで大丈夫?で解説したことと逆の関係になります。

 

中性脂肪の値が増えると、動脈硬化の危険が高まり、栄養が滞ることで円形脱毛症の原因になります。それでも、中性脂肪増加による動脈硬化を、ムダ毛の脱毛に利用するという考え方は、美容界にもありません。

 

中性脂肪値を下げることは、動脈硬化をはじめとする生活習慣病の予防にもつながります。美容のために全身脱毛を考える時にも、まずは身体の健康が第一です。中性脂肪値の改善には、積極的に取り組むことをお薦めします。

 

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